あれは確か2013年の11月。
知人のY氏から岡山県赤磐市の詩人、永瀬清子の生家の保存活動をしているので金は無いが、協力してくれないか?
との依頼を受けました。
そこには永瀬清子生家保存会という名の有志の方々が、なんとか朽ち果ててゆく岡山を代表する、故人(永瀬清子)の紡いできた人生とその、詩を作った故郷
熊山の自然と空間と幕末頃に建てられたであろう1件の家があり。
何とかその空間と空気を残そうとする数人の熱い思いがありました。
二つ返事で「お金は無いが仕事でなら協力しますよ」という事からのお付き合いが始まりました。
そレから、母屋の2階の畳の補修をさせていただきました。
その後、2017年母屋と井戸が国の文化財に指定されその後、クラウドファウンディングを募り2020年6月から
離れと釜屋の改修を始め。。
本日離れの茶室の畳を納品する運びとなりました。
今回の工事では、ラジオのリフォーム仲間でもある黒住棟梁(クレア建築工房)
古い瓦を下ろし洗い使えない箇所は自社で焼いた瓦を足して吹き替え工事を請け負った
林瓦さん (母屋2階から離れと釜屋を見る)
特に黒住棟梁は朽ち腐れた柱や梁を元のままの状態で使うために台風や雨風を心配しながら
離れ全体を吊り。腐った部分を継いで、予算の少ない中、管理も含め2月17日の引き渡しに向け
悪夢にうなされながら仕上げてきたわけです。
でも、私に 今日話した。。。
「今の私が仕上げたこの状態が最低の出来であり」
残した古い柱を指差し
「この100年以上自然にさらされたこの柱に年々近づくごとに、
完成に近づくのだと思っています。」
「だから。今は最低の出来なのです。。。」
かっこいい~~~~~~♬ でしょ?
そんなこんなで、茶室の畳も今後数十年後には良い色と風合いが出来る材料を選んで作っています。
だから。畳も。
今は最低の青い若造の色をしていますよ。家とはこうでなくっちゃね!。。。。。。。。。。。。そんな、春の祭日でした。
これから、永瀬清子の家として多くの方々が訪れる場所としていくそうですよ。
詳しくはこちらから情報を入手願います。 永瀬清子生家保存会ホームページ https://www.nagasekiyoko-hozonkai.jp/永瀬清子とは/